施工事例
陸棟部劣化/重ね塗りされたシックイはがれ/ラバー工法
陸棟部劣化/重ね塗りされたシックイはがれ/ラバー工法
陸棟部劣化/ラバー工法/台ノシ瓦の瓦勾配ゆるい状態
既存棟潰し/雨水の浸入により、砂状化した棟土
陸棟部際で桟瓦が省略された納まり
陸棟部際 桟瓦補充/棟金具設置
棟金具+垂木設置
棟7寸紐丸瓦伏せ工事
棟7寸紐丸瓦伏せ工事
棟7寸紐丸瓦伏せ工事/パッキン付ステンレスビス止め
隅棟の劣化/不適切なシックイ重ね塗り/ラバー工事
隅棟の劣化/不適切なシックイ重ね塗り/ラバー工事
隅棟からの雨漏りによる軒先天井雨シミ
とってもざっくばらんな隅勝手瓦の納まり
隅勝手瓦切り直し
7寸紐丸瓦 パッキン付ステンレスビス止め
7寸紐丸瓦伏せ工事
兵庫県三田市の家 瓦屋根修理(棟部葺き替え工事)
兵庫県三田市に立地する、切妻/陶器瓦(ハイシルバー)屋根の雨漏り修繕工事。1F隅棟から雨漏りし、軒先天井に雨シミがついていました。新築時の瓦工事の際 2Fの陸棟際の桟瓦が省略されていました。あわせて、ノシ瓦の瓦勾配もゆるく棟内部への雨水の浸入が促進されるような状態でした。随分前にリフォーム業者で、棟瓦をシリコン樹脂で接着する「ラバー工事」(イレギュラーな修繕方法)を実施され、その際 既存シックイをはがさずに重ね塗りする「不適切なシックイ工事」もなされていました。一方 このお宅は、当時ではめずらしく引掛桟葺き工法で瓦が施工されており、瓦自体も綺麗な状態でした。施主様のご意向をヘベースに、恒久対策として棟部葺替工事(部分修繕工事)をご提案させて頂きました。尚 今回は、鬼を付けてノシ瓦を積むのではなく、棟金具+垂木の上に7寸紐丸瓦伏せする「軽量化/簡素化仕様」に変更致しました。和瓦(粘土瓦)は、部分修繕すれば長期に耐久させることができる素晴らしい建材です。
- ●地域
- 兵庫県三田市
- ●屋根材
陶器瓦(ハイシルバー色)56判
- ●お客様からのご要望
最近特に、屋根が傷んできたように思います。一度 屋根点検をしてもらって、もたす方法を提案してほしい。できれば大掛かりなことは避けたいのですが・・・・
- ●ご提案内容
このお宅は、当時としてはめずらしく、瓦が「引掛桟葺き工法」で施工されており、瓦も綺麗な状態でした。イレギュラーな補修工事(ラバー工事/接着工事/シックイ重ね塗り)が適用されている棟部さえきっちり修繕すれば、まだまだ十分耐久する屋根でした。お施主様とご相談し、棟部葺替工事をご提案させて頂きました。鬼瓦を付けてノシ瓦を積む仕様ではなく、棟金具+垂木の上に7寸紐丸瓦伏せする軽量化/簡素化仕様に変更させて頂きました。
- ●お客様の声(施工後)
これで屋根に関しては、安心です。ありがとうございました。