施工事例

劣化しイレギュラーな接着工事(ラバー工事)が施された塩焼瓦屋根

劣化しイレギュラーな接着工事(ラバー工事)が施された塩焼瓦屋根

既存 塩焼瓦めくり土撤去

屋根下地合板増し張り(針葉樹合板F☆☆☆☆)

ゴムアスルーフィング/瓦桟打ち/換気棟/棟金具

万十軒瓦 尻部2個所ステンンレスビス+軒先クリップ補強

三州陶器瓦 軽量タイプ瓦葺き@ステンレスビス止め

三州陶器瓦 軽量タイプ瓦葺き@ステンレスビス止め

三州陶器瓦(軽量タイプ)棟積み工事:棟金具+ステンレス丸棒設置

三州陶器瓦(軽量タイプ)棟積み工事:ノシ瓦ステンレス線くくり合せ

三州陶器瓦(軽量タイプ)鬼際 紐丸瓦合端(半紐加工)

三州陶器瓦(軽量タイプ)2F瓦葺き替え完成

1Fゴムアスルーフィング/瓦桟打ち/トップライト交換

1F三州陶器瓦(軽量タイプ)瓦葺き替え完成

1F三州陶器瓦(軽量タイプ)瓦葺き替え完成

1F三州陶器瓦(軽量タイプ)瓦葺き替え完成

劣化しサビた瓦棒屋根(屋根下地が相当腐食していました)

縦葺きアーバンラインGL(ガルバリュウム鋼板)

Before(葺き替え前)

After(葺き替え後)

三州陶器瓦(軽量タイプ)瓦葺き替え完成

三州陶器瓦(軽量タイプ)瓦葺き替え完成

豊中市服部本町の家 瓦屋根葺き替え工事(三州産陶器瓦 軽量タイプ(銀黒色))

豊中市服部本町に立地する、切妻屋根の瓦葺き替え工事。劣化した塩焼瓦→三州産陶器瓦 軽量タイプ(銀黒色)へ葺き替え。最先端の耐震・耐風工法「縦桟ビス止め工法」で施工しました。昨年から施行されている改正建築基準法に準拠した方法で、工事をさせて頂きました。棟には棟金具(ステンレス)+芯材(ステンレス丸棒)を設置し、厚ノシ瓦をステンレス線でくくり合せし、撥水材入り南蛮シックイ積みしました。小屋裏換気の為 換気棟アンダーベンツNを設置。屋根下地合板増し張りによる重量増を加味しても、屋根重量を約40%軽量化できました。

三州陶器瓦 軽量タイプ(銀黒色)
地域
大阪府豊中市
屋根材

三州産陶器瓦 軽量タイプ(銀黒色)

換気棟アンダーベンツN

お客様からのご要望

・屋根が劣化してきたので、一度 きっちり点検・写真撮影の上 状態を説明してほしい。

・やりかえるなら、隣がお寺さんなので、見合ったような瓦(色目)にしたい。

 

平井様のお父様は、戦前戦後 村会議員、市会議員をされていたとのこと。戦後復興時には、市の医療所や市場、銭湯などをご所有する土地に建てて、復興にご尽力されたようです。そのお父様がお建てになられた家なので、大切に残していきたいとのご意向でした。

ご提案内容

他社様から、ガルバリュウム鋼板屋根材(断熱材付)/カラーベスト(化粧スレート瓦)への葺き替え2種類の見積が出ていました。金額はもとより、工事の必要性も含めきちっと見てほしいとのご要望でした。お話を伺うと、施主様(奥様)は小生の大学の先輩で、弊社と取引のある建設会社様とお付き合いがあったり、色々と「ご縁」がつながっている方でした。音楽サロンを運営され、本を執筆・出版されたり、京都にも造詣が深く、特に「伊藤若冲」氏にお詳しいバイタリティあふれる方でした。「小曽根の西福寺には、若冲氏の襖絵や掛軸が所蔵されているのよ」と教えて頂きました。

屋根についてですが、シリコン樹脂によるイレギュラーな接着工事(ラバー工事)が施されており、部分修繕では責任施工ができない状態でした。トップライトから一部 雨漏りもしていました。施主様のご要望をお伺いした上で、恒久対策として三州陶器瓦(軽量タイプ)への瓦葺替工事をご提案させて頂きました。木部・鉄部の塗装のご要望も頂き、懇意にしている外壁塗装業者を紹介させて頂きました。本屋及び、離れ共の工事でしたので、長期間の工事となりました。工事期間中 色々お気遣い頂きありがとうございました。施主様(奥様)のお話を伺っていると、楽しくてつい時間を忘れてしうような素敵な方でした。

お客様の声(施工後)

工期も予定通りで、とてもキレイになりました。ぼちぼちと、塀に絵を描こうと思っているので、またのぞいて下さい。関学OBで是非紹介したい方がいるので、連絡しますよ。

→ お言葉の通り、その後 関学OB会で活動されている方からご連絡を頂きました。有言実行の方でした。ありがとうございました。今後共 末永くご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い致します。