はじめに
この度は、弊社ホームページにご来訪いただき、誠にありがとうございます。数あるホームページの中から、ご来訪いただきましたのも何かの「ご縁」だと思います。この尊い「ご縁」を大切に、直接・間接的問わず、少しでも皆様方のお役に立てれば幸いです。
2000年4月ホームページ開設と背景
2000年4月【関西で老舗の屋根工事店】と題し、ホームページを開設しました。当時ホームページの反響・効果に半信半疑だったこともあり、自社で制作・立ち上げた経緯があります。その頃 マスコミでもよく報道されていましたが、多くの方々(特にご高齢者)が、屋根に関する悪質商法(「点検商法」「見本工事商法」など)の被害にあわれていました。その際 専門の屋根工事店では行わない不適切な工事(不適切な「瓦止め工事」「ラバー工事」「しっくい重ね塗り」)も横行していました。日々の実務を通して、このことに直面したことが、ホームページ開設のきっかけでした。屋根に関する正しい情報発信の必要性を、痛感しました。最近でこそ、屋根に関するホームページも増えてきましたが、当時はまだまだ少ない状況でしたので、使命感にかられてというところもありました。また、一部の悪質業者の影響で、「屋根屋・瓦屋=悪質・恐い」という誤った風潮もあり、それを「ふっしょく」したいという強い思いもありました。
ホームページの反響|効果
手作りのホームページでしたが、その後 徐々にアクセス数も増え、全国各地からさまざまなご相談・工事のご依頼をいただけるようになりました。なかには、屋根に関する訪販業者から、「すぐに工事をしないと大変なことになる」と指摘され、不安にかられてご相談をいただくこともありました。実際に屋根を拝見(屋根点検)してみると、早急な処置の必要がないお宅も多く、結果として不要な工事・不適切な工事を回避できたと、ご満足・ご安心いただきました。
ネット環境の変化(PC→スマホ)
その後 スマートフォンの普及に伴い、ネット環境(PC→スマホへ)も大きく様変わりしました。今では、屋根に関するホームページも増え、全国フランチャイズの「屋根に特化したネット集客業者」なども登場しています。この数年で、あっという間に情報過多となり、屋根に関する正しい情報・誤った情報が混在するようになりました。最近 台風や地震が増加するにつれ「損害保険詐欺商法(保険を使って、自己負担なく工事ができると勧誘する手口)」など、災害に便乗した新手の悪質商法が、多数発生しています。また、新しい屋根材(軽量タイプ)の登場や、屋根に関する建築基準法の改正などもあり、様々な変化への対応が必要不可欠になってきました。
ホームページリニューアル
これを受けて、この度 専門家(コウズ社)の力をお借りし、ホームページをリニューアルすることになりました。スマホ対応化、内容変更(陳腐化した情報のアップデートなど)を含めたものとなっています。リニューアルにあたり、会社沿革について時間をかけて調べ直しました。弊社創業の地 淡路島(兵庫県)の興津信作氏(慶右衛門11代)を訪ね、曾祖父(慶右衛門9代 興津弥四郎)がまとめた系図にもあたりました。一部誤りも判明し、この機会に修正しています。
屋根は家(住宅)の要
きれいに葺かれた屋根を見ると、ついうれしくなってしまいます。これも江戸時代から代々事業継承しているDNAの影響かもしれません。ところで、ご自宅の屋根にどんな瓦・屋根材が使われているかご存じでしょうか?屋根の状態はいかがでしょう?残念ながらほとんどの方は、普段 屋根に関心をお持ちではありません。屋根は、「雨露をしのぐ」だけでなく、「厳しい日差し」や「寒暖」「風雪」から家(住宅)と住人を守るという、非常に重要な役割を果たしています。また、家(住宅)の意匠を決定付ける上でも、屋根は大きなウエイトを占めています。つまり、私達は「屋根は家(住宅)の要」だと考えています。この重要な屋根工事にたずさわっていることに「誇り」と「責任」を持ち、日々活動しています。
創業から変わらない、「お客様にご満足いただく」姿勢を貫く
最近「台風の大型化」「頻発する地震」等私達を取り巻く自然環境は、大きく変化しています。これに伴い、「大型の台風」や「地震」にも耐えうる屋根が求められています。「屋根工事を通じて、心安らぐ家(住宅)づくりに貢献する」「安心安全な家(住宅)づくりに貢献する」これを実現するため、お客様のご要望にお応えし続けられるよう、今後も努力まい進いたします。変化に対応することはもちろん、創業以来ずっと大切に守り続けてきた「何よりお客様にご満足いただく」姿勢を、これからも貫いてまいります。今後共ご指導・ご鞭撻・ご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。