お知らせ

大阪府交野市に立地する、寄棟S形瓦屋根の屋根点検/屋根診断にお伺いしました。築後35年全くメンテナンスをされていないということでした。経年劣化及び棟瓦の施工法に起因し、棟面戸シックイ劣化・変色・苔の発生、あわせて、棟瓦（7寸紐丸瓦）にズレ・ゆるみ・通り乱れが生じていました。瓦はそこそこ耐久が期待できる状態でした。

この屋根のメンテナンスにあたり、以下の大きな課題あり・・・・

■課題＃1

施工されているＳ形瓦は、現在製造されているものよりも大きなサイズ（特殊判）でした。現在　この大きさのS瓦を製造しているメーカーがない為　瓦を必要とする部分修繕ができないこと。このサイズの違いは、専門の瓦業者でも気付かないことが結構あります）。

■課題＃2

あわせて、1Fの屋根勾配が3寸勾配と緩く、本来　S形瓦施工不可（4寸勾配以上必要）の屋根であること。

■ご提案について

施主様のご意向をベースに、知恵をしぼりご提案させて頂きたいと思います。