施工事例

滋賀県大津市の家 屋根葺き替え工事(リッジウェイ)

滋賀県大津市に立地する、半切妻/化粧スレート瓦屋根(厚物)を、ファイバーグラスシングル「リッジウェイ」に葺き替えさせて頂きました。当初 金属屋根材(ガルバリュウム鋼板)のカバー工法とのご要望でしたが、屋根下地端部に雨漏りの兆候があり、既存屋根材をめくっての葺き替え工事となりました。雨漏りによる屋根下地端部の腐食は、予想以上でした。腐食下屋根下地を打ち替えて、リッジウェイを施工(専用釘打ち+接着併用)させて頂きました。これで、屋根重量を約50%軽量化できました。あわせて、小屋裏換気を目的にS形換気棟(2P)を設置致しました。立地より鑑み、雪止金具(ステンレス)の設置も致しました。

リッジウェイについて(詳細)

ファイバーグラスシングル「リッジウェイ」
リッジウェイ構造
リッジウェイ 標準カラーラインナップ
リッジウェイ 重量比較
S型換気棟 外観
S型換気棟 納まり断面図
地域
滋賀県大津市
屋根材

リッジウェイ(旭ファイバーグラス)

換気棟S型2P(トーコー)

お客様からのご要望

既存屋根材はそのままで、上から何か軽い屋根材をかぶせるやり方があると聞いたのですが?その方が経済的だとも聞きましたが、、、

ご提案内容

当初は金属屋根材(ガルバリュウム鋼板)のカバー工法とのご意向でした。屋根点検をさせて頂いた際 屋根下地端部に、複数箇所 雨漏りの兆候が見受けられました。どの程度の雨漏りかは不明でしたが、所見及び「カバー工法のメリット/デメリット」を、ご説明致しました。状況より鑑み、金属屋根材のカバー工法はやめて、既存屋根材を撤去→下地の部分補修をしてから、新たに屋根材を施工した方が得策である旨 申しあげました。。既存屋根材(厚物化粧スレート瓦)に比べて、①約50%程度 屋根の軽量化が図れること、②色が長持ちすること、③屋根材自体に10年保証が付いており、屋根材が割れる心配がないことなどを考慮し、リッジウェイをご採用頂きました。雨漏りによる屋根下地の腐食は予想以上でしたが、既存屋根材を撤去することにより、屋根下地の補修ができました。これは化粧スレート瓦屋根の「あるある事項」です。経験を積めば、ある程度リスクを想定した屋根点検が可能です。「開けてびっくり」という事態を極力回避できるよう心掛けています

お客様の声(施工後)

こんなに屋根の下地が傷んでいたなんて、思ってもいませんでした。これで、屋根に関しては心配する必要がなくなりました。ありがとうございました。