施工事例

大阪市平野区に立地する、入母屋の瓦屋根葺き替え工事をご下命頂きました。一部　本葺瓦が施工された、古民家再生に伴う瓦葺替工事でした。ホームページからお問合せを頂き、ご縁を頂戴しました。淡路産いぶし瓦を、最先端の耐震・耐風工法「縦桟ビス止め工法」で施工しました。万十軒瓦・本掛瓦（掛唐草・本掛巴）・巴瓦・隅巴瓦に、既設つづ入の瓦を施工しました。今回　瓦の施工法を変更（土葺き工法→縦桟工法）することにより、屋根重量を約50％軽量化できました。あわせて、小屋裏換気を目的に換気棟を設置しました。

●地域

大阪市平野区

●屋根材

淡路産いぶし瓦53Ａ（切落）

換気棟アンダーベンツＮ

●お客様からのご要望

離れのフルリフォームに伴い、瓦の葺替工事を検討している。昔の風合いを残した形で、提案してほしい。

●ご提案内容

本屋、離れ、倉、門屋のある、歴史を重ねた立派なお宅でした。今回は、離れの再生工事の一環で、瓦の葺替をご検討されていらっしゃいました。大屋根は片入母屋（本掛瓦）で、落ち屋根付きの建物でした。落ち屋根にある「煙出し」も残したいとのご意向でした。極力　既存の風合いを残すことをベースに、隣接する本屋とのバランスを考慮し、棟の仕様等少し簡素化してご提案させて頂きました。

●お客様の声（施工後）

施主様：きれいに仕上げて頂き、ありがとうございました。

小生：

末永くご愛顧を賜りますよう、宜しくお願い申しあげます。本体工事は、ずっとこのお宅の「家守り」している工務店さんが担当されました。棟梁からも、「きれいに葺いてくれた！」と、おほめの言葉を頂戴しました。ありがとうございました。