お知らせ
大栄窯業(淡路島)訪問#2
過日 大栄窯業さんの工場見学させて頂きました。
単窯(2000枚焼成)x5基で製造しているようです。メーカーによっては、4000枚焼成の単窯を保有しているところもあるとのことでした。
並べる瓦の隙間(間隔)を空けた方が「いぶしのかかり」が良く、19枚/段で焼成しているとのこと。メーカーによっては20枚。昔は21枚で焼成していたところもあったようです。いぶし瓦はその特性として、必ず経年変色します。それも「いぶし瓦の良さ」だと思っています。いぶしのかかりは、変色に大きな影響があると思います。この配列数は製造原価に直結しますが、目先の儲けに走ると信用を失って→満足度低下→売上減という悪いスパイラルになると思います。
左から「銀古美」「黒いぶし」「いぶし」。製造方法により、仕上りが全く違います。皆さんはどのタイプがお好みでしょうか?