お知らせ

屋根材のズレ#1(桟瓦他)

屋根は、その屋根材の施工法・天災・周辺環境(鉄道・幹線道路沿線・地盤改良等大きな工事)などのさまざまな影響により、屋根材・瓦にズレが生じる場合があります。その程度がひどい場合 雨漏りにつながりますので、要注意です。

土葺き工法(どぶき/つちぶき)について

下葺材の上に、土留め桟木を打ち、葺き土を置いて瓦を葺く施工法。葺き土の置き方により、ベタ土/筋葺き/なじみ土葺きがある。野地ムラ、瓦のネジを調整することができ、もっとも美しく瓦を葺ける施工法。但し、軒先及びケラバ瓦は銅線等で緊結しますが、平部は、施工時の建築基準法に準拠し複数枚とばしで緊結されています。

桟瓦のズレ(いぶし瓦・陶器瓦・S形瓦)

昔ながらの土葺き工法の場合 経年劣化が進むと、地震や大きな震動を伴う工事等の影響で、桟瓦(いぶし瓦・釉薬瓦・S形瓦)にズレが発生します。

いぶし瓦のズレ
いぶし瓦のズレ
陶器瓦のズレ
いぶし瓦のズレ
いぶし瓦のズレ
S形瓦のズレ

カラーベスト屋根のズレ

化粧スレート瓦は、基本的に4個所/枚 専用釘打ちします。ところが、釘打ちする個所が少なかったり、緊結釘が腐食すると、ズレが発生します。

緊結釘の腐食によるカラーベストズレ