お知らせ

能登の地震と瓦屋根の現状(日本屋根経済新聞)

2024年2月18日付の業界紙「日本屋根経済新聞」で、標記に関する記事が掲載されました。国総研(国土交通省国土技術政策総合研究所)らの被災地調査速報として、「瓦屋根標準設計・施工ガイドラン」に準じて施工された瓦屋根は、昨年と今年の2回の地震でも被害は確認されなかったとした(記事より)。

現地の津波被災地の調査でも、「倒壊した比較的古い建築物を確認すると、その多くは平部の瓦を釘又は緊結線によって全数緊結されていたため、確認した範囲では平部の瓦の脱落やズレはほとんど見られなかった」としている(記事より)。

能登地震の被害の報道を拝見すると、瓦屋根でも全く被害が出ていないようなお宅も散見されました。ある意味 「現行基準での瓦工事の有効性」の証明になったのではと感じています。現行の耐震基準で建てられた住宅の被害も非常に気になるところです。今後も追跡調査をして頂いて、フィードバックを期待しています。