お知らせ

工事の近隣挨拶を語る業者?

2020年3月 京都府城陽市に立地するお宅で、無石綿化粧スレート瓦「パミールA」から、アスファルトシングル「アルマ」に屋根葺き替え工事をさせて頂きました。つい最近 近所で足場をする?している?ので、あいさつ回りをしていると、業者さんが訪ねてきたとのこと。

業者: お宅の屋根の板金をとめている釘が、ゆるんでいるのご存じですか?
施主様: ちょっと前にやりかえたとこやけど・・・
業者: それだったら、言えば対処してくれるかも・・・こういうことは(釘がゆるむ事)、 よくあることなんですよ

このやりとりの後 小生にお電話を頂戴しました。特に急がないけど、見に来てほしいとのことでした。翌日 早速拝見しましたが、指摘されているような現象はいっさい発生していませんでした。屋根にあがったついでに、軒といの中に彩色石がたまっていないか確認しましたが、綺麗なものでした。このお宅で施工させて頂いたファイバーグラスシングルは、「石落ち現象」が発生する特長があります。屋根材の保護の為 余分に付着している彩色石(セラミック塗装された天然石)が、雨水等で流れる現象です。しばらくすると安定するので、製品品質を損なうものではありません。

小生:ご指摘されているようことは、いっさい認められませんでした。まだしばらく、どこも触る必要はないと思います。
施主様:えっ!そしたら、あれは何やったんやろう・・・
小生:こういうことは、よくあるんですよ(こういうアプローチ)。その方がまた来るようなことがあったら、私の名刺を見せて直接私に連絡するようにお伝え下さい。
施主様:そういえば、xxさんはご近所にしては、結構離れているし・・・。こんな離れたところまで挨拶に来るのかと、疑問に思っていたんだよ
ファイバーグラスシングル アルマ

その後 美味しいコーヒーをごちそうになりました。年末が近づいてくると、毎年この手の話が出てきます。

こういう場合 その業者と一緒に屋根にあがる覚悟があるなら別ですが、業者単独で屋根にあがらせてしまうと、故意に何かされても証拠がありません。瓦、屋根材を割ったりずらして写真を撮り、放置すると大変なことになると、不安をあおる業者も存在します。皆様も是非ご注意下さい。